ママのお悩みに答えてくれたのは助産師の古賀晃子さん
古賀さんは一児のママで、ご自身も子育て奮闘中。オンライン相談のアドバイザーとして妊婦さんや産後のママの声に耳を傾け、親身にアドバイスをされています。
Q.昼間はよく寝てくれるのに、夜は何回も起きてしまいます。
赤ちゃんのためにママの睡眠時間を削って、本当によく頑張っていらっしゃいますね。
朝から夜眠りにつくまで、一日をどのように過ごしていらっしゃいますか?
睡眠にかかせないメラトニンというホルモンがあります。これが十分に分泌されるとぐっすり眠れるのですが、朝日を浴びると分泌が止まり、目覚めてから14時間くらいで再び分泌し始めます。
つまり、夜メラトニンを分泌するためには、朝日を浴びて目覚めることが大切なんです!
毎朝決まった時間にカーテンを開け、赤ちゃんが朝日を浴びて起きれるような環境を整えてあげてください。
日中に赤ちゃんとお買い物やお散歩に出かけるのもオススメです。
外に出ると部屋の中では感じることのできない体験がたくさんできます。太陽の温かさ、風の音、落ち葉をふむ音、家族以外の話し声……五感を使うことで赤ちゃんにいい刺激が加わり、適度な疲れも出ます。
また、昼夜の違いを感じるきっかけにもなります。
昼間の刺激によって、夜しっかりと睡眠を取れることも期待できます。
毎日の育児、本当にお疲れ様です。
赤ちゃんと二人きりの時間はとても幸せですが、正直息が詰まることもあると思います。
ママも外の空気を吸って気分転換したり、昼間赤ちゃんが寝ている時に自分も休んだり……
自分の体や心もいたわってあげてくださいね。