2023年12月10日 佐賀県立男女共同参画センターアバンセにて、3回目の『ポケット保健室』を当事者と共に創るワークショップを開催しました
『ポケット保健室』は現在、開発中の幅広い世代の人のウェルビーイングをサポートするオンラインサービスのこと
第１回、第２回目の様子はこちら＞＞＞開催レポ
今回のテーマは【進路・就職・人生】
ファシリテーターは、今回も長崎を拠点にコミュニティデザイン分野で活動する「つくるのわデザイン」の森 恭佑さん。みんなが発言しやすい、やさしい空間をつくってくださいます。
はじめに国家資格キャリアコンサルタントの中元寺ゆかりさんに、若者の”性”や”健康”と”ライフキャリアデザイン”の関係について、お話いただきました
キャリアは「轍（わだち）」、点ではなく線としてつながっていくもの
そのあと、アイスブレイクとして「80歳になった今、これだけはやっておきたいこと」を一人ずつ考えて、グループでシェア
一番多く出ていた言葉は「旅」だった気がします
続いて「もし●●だったら、あなたならどうする？」と正解のない問いの答えを探すワークショップ
３つのお題を設定し、自分が考えたいお題のテーブルに着席します
しっかり考える時間をとった後、グループごとに発表タイム
こちらのテーブルでは「介護」と「子育て」のダブルケアのお話
こちらは結婚しているパートナーが転勤を命じられた時に、自分のキャリアや価値観とどう向き合うか
そして最後のチームは大学の授業料負担をめぐる家族の問題
どれも、いつだれに起こっても不思議はない身近なテーマばかり
異なる経験や知識を持つ人が集まることで、多様な視点を持って深く考えることができました
終わった後も、参加者同士で話がはずみました
人生の岐路に立った時のような深い話をしたあとは、心がグッと近くなるような気がします
このワークショップを今後は学校や企業の研修などでも実施できるようにパッケージ化し、多くの方々に体験していただきたいとの声もあがりました
興味をお持ちの学校や企業、行政などのご担当者様は下記までお気軽にお尋ねください
一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション
窓口：寺野幸子
TEL：0952-60-2152
Mail：info@chilwel.jp
今回も多様な世代、性別のみなさまから有意義なお話をたくさん聞かせていただきましたので、ポケット保健室の開発に反映させていきます
現在、開発のための資金を募るためにガバメントクラウドファウンディング（GCF）にチャレンジ中です
みなさまのあたたかい応援をよろしくお願いいたします